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花言葉・誕生花

八重桜の花言葉。知識や教養がたくさん詰まった象徴の花

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暖かくなり始めた頃、他のさくらは咲いているのになかなか咲かない八重桜。

まだかまだかと待ちわびて、他のさくらが散る頃にやっと花を咲かせるのです。

その姿はまるでぼんぼりのように愛らしく心に灯りを灯してくれそうです。

桜と言えばソメイヨシノが代表とされていますが、見た目もそれとは少し違う遅咲きの八重桜。

だからこそ他とは違う美しさがあるのです。

 

八重桜とは

八重桜は八重咲きになるさくらの総称であり、一つの品種ではなく、特定の花についている名前でもありません。

バラ科のサクラ属で別名ボタンザクラ(牡丹桜)とも呼ばれています。

ソメイヨシノのように一つの花弁に5枚ついているものは一重咲きと言われ、6枚以上の花弁がついているものを八重桜と言います。

さくらの中でも代表的なソメイヨシノは開花時期が3月下旬~4月上旬頃ですが、八重桜はそれよりも1~2週間遅く咲きます。

ちょうどソメイヨシノが散る頃、四月下旬~5月上旬に咲き始めます。

ソメイヨシノに比べ、花の持ちは八重桜の方が長いようです。

ぼんぼりのように丸みのある花が咲き、たくさんの花びらが重なっているため、ひとつひとつの花が大きいことが特徴です。

 

八重桜の名前の由来

八重桜という呼び方は一つの花の品種ではなく、八重咲きのさくらはすべて八重桜と言われています。

八重咲きとは花弁が6枚以上のものがそのように言われています。

八重といっても花弁が6枚のものもあれば、数十枚のものまで様々です。

100枚以上のものも八重桜に区分されますが別名菊桜とも呼ばれています。

このように幾重にも重なった桜を総称して八重桜と呼ばれるようになりました。

ちなみに、別名の牡丹桜は牡丹の花に似ていることから呼ばれているようです。

 

八重桜が誕生花となる日にち

4月5日、4月11日、5月9日

 

八重桜の花言葉

八重桜の花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」です。

「豊かな教育」や「善良な教育」はたくさんの花びらがぎっしりと重なってひとつの花となっている様子から知識や教養がたくさん詰まっていることを意味しているようです。

また桜自体が春の入学シーズンにぴったりの花であることからつけられたのではないでしょうか。

 

「しとやか」は見た目の上品さと幾重にも重なる姿が平安時代の十二単を連想させたりすることから来ているのではと言われています。

また一重咲きのソメイヨシノのように広範囲に広く咲くのではなく、1本の木に控えめに所々に花をつけている様がしとやかに見えるのかも知れません。

 

八重桜の色別の花言葉

八重桜は淡いピンクから濃いピンクと多少の差はありますが、特に色別の花言葉は無いようです。

 

八重桜の怖い花言葉

八重桜自体の怖い花言葉は特に無いようですが、桜の怖い花言葉はあるようです。

フランスでは桜の花言葉が「私を忘れないで」なのですが、取り方によっては少し未練や情念などを感じる方もいるようです。

またシダレザクラは「ごまかし」でこれもまたネガティブなイメージの花言葉ですね。これは下に垂れ下がって咲く特徴からうつむき、何かを隠しているような印象からつけられたようです。

しかし、実際は美しい桜の並木道を歩けばそのようなマイナスのイメージは吹き飛びそうですね。

サクラの花言葉

 

桜の言い伝え

八重桜だけの言い伝えは特に無いようですが、桜全体にまつわる言い伝えは色々あるようです。

桜は水を生み出す性質をもつ植物で火事にならないという言い伝えがあり古くから京都ではたくさんの桜の木が植えられていました。

 

一方、雨が降るとすぐ散りやすいため「散る」が縁起が良くないということで避けられてきた面もあります。

一家離散などしないように家の庭には植えない方が良いという言い伝えがあります。

 

また一つの花が大きくボリュームのある桜は花がを散るとき首が落ちることを連想させるので良くないという話もあります。

八重桜も散るというよりはぽとりと落ちる感じなのでそのように言われたこともあったかもしれません。

「また桜の色が薄い年はいつまでも寒い」という言い伝えもあります。

これは天候に左右されやすいデリケートな桜の特徴から来ているのではないでしょうか。

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