はじめに
日本では昔から、しとしとと雨が降り続く梅雨の時期に人ではない不思議な生き物が出てくると言い伝えのある地域があります。
霧の多いイギリスでも昔、怪獣がネス湖に住んでいると話題になりました。
6月9日はその後世界中で話題になったネッシーの日です。
目 次
ネッシーの日とは
ネッシーの日とは、毎年6月9日にあります。
1933年6月9日にイギリスの新聞に、スコットランドのネス湖に怪獣が住んでいるという記事が掲載されました。
ネス湖に住むのでネッシーと名付けられたその怪獣は、その後何度も目撃したと証言する人が出てきて、世界中でネッシーブームが起こりました。
もちろん日本でも大ブームになり、このことから日本で6月9日はネッシーの日とされるようになったのです。
意味
ネス湖の怪獣の記録は、1933年よりもずっと昔の565年に目撃されたと「聖コロンバ伝」に記述されていました。
1933年以降、目撃者が増えたのはネス湖周辺の道路が整備されたことが関係しているとされています。
そしてついに、ネス湖湖畔でホテルを経営するマッケイ夫婦の目撃談が、6月9日の新聞報道されました。
新聞に掲載されて以降、目撃者が次々に現れ調査団まで結成され湖が調査されるまでになりました。
ネッシーと名付けられた怪獣の写真も新聞や雑誌に掲載され、世界中にネッシーのことが報道されるようになるのです。
ネッシーの日は、そんな世界中に起こったネッシーブームの始まりの日なのです。
由来
1933年の6月9日にネス湖で怪獣が見つかったと新聞に掲載されたのがネッシーの日の由来です。
イベント
ネッシーの日にちなんだイベントらしきものは見つかりませんでした。
ネッシーの雑学
▫日本でも大ブーム!ネッシー大好きな日本人!
ネス湖のネッシーの話題は日本でも報道されるようになり、1970年代前半には子供を中心に空前のネッシーブームが起こり、漫画や特撮ドラマ、児童書などの題材になりました。
私も子供の頃いくつかの作品を読んだ記憶があります。
いるかいないかはっきりしなかったネッシーが出現してパニックになった人間がネッシーを攻撃したり、特定の登場人物だけが発見したりするストーリーが多く、いずれも最後は人の目に触れない場所で静かに暮らせるようにするといった内容ものが多かったようです。
また、日本でも各地でネッシーのような未確認生物の目撃証言が発表されました。
鹿児島県池田湖のイッシーや、北海道屈斜路湖クッシーなど、ネッシーの仲間とされ、ネッシーのように見つかった場所にちなんだ名前で呼ばれるくらい、日本人はネッシーが大好きだったのです。
▫ネッシーは居ないの?ネス湖で行われた最後のDNA調査
始めて目撃証言が報道された時から、ネッシーは実在する派とネッシーは居ないとする派の二つに大きく分かれて議論されてきました。
1934年にロンドンの外科医が撮影した世界で一番有名なネッシーの写真は、実は潜水艦のおもちゃだったことを外科医本人が告白しています。
その後も写真や足跡のようなネッシーの存在を証明するものは偽造されたものが多く、ネッシーは居ないとする派が増えていきました。
そしてついに、2018年「ネス湖のモンスターの最後の決定的な調査」と銘打った研究プロジェクトチームがネス湖のDNA調査を行ったのです。
メンバーは、ニュージーランドのオタゴ大学のニール・ゲンメル教授をリーダーとした、オーストラリアのキャンベル大学・コペンハーゲン大学・デンマーク自然歴史博物館・フランスのグルノーブル大学・アメリカのカリキュラム大学などの多国籍なチームで結成されています。
調査の結果報告は2019年の初めの予定で、この結果によってはネッシーの存在について終止符が打たれることになるのです。
▪まとめ
ネッシーの日にちなみ、ネッシーについてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
私が子供のころから親しんできたネッシーですが、存在しないと証明されそうで少し寂しい感じがします。
未確認生物は存在の有無は謎のままで、想像することを楽しんでいけたらいいのではないかな、と思いました。
みなさんもネッシーの日に、実は身近にいるとうわさされているかもしれない未確認生物のことを調べてみても面白いかもしれませんね。
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