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花言葉・誕生花

木瓜(ぼけ)の花言葉。織田信長の家紋に使われていた花

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早春に美しい花を咲かせ、庭木としてもまた盆栽・生け花としても愛され親しまれている木瓜の花です。

秋には黄色い果実をつけて、その香りを楽しませてくれ、この果実で作る果実酒は咳止めや疲労回復に効果があるといわれています。

木瓜の花言葉には、どのようなものがあるか見てみましょう。

 

木瓜の花言葉

木瓜の花言葉はたくさんありますが、明確な由来は不明なものが多いようです。

「平凡」「退屈」

どこの庭にもあるような背の低い木の育ち方から来ているようです。

 

「早熟」「妖精の輝」

春本番を迎える前から咲く花ということでしょうか、そして確かに花の少ない時期に咲き誇る木瓜の花は、春の到来を待ちわびる人々に輝いて見えたことでしょう。

 

「熱情」「魅感的な恋」

一般的な木瓜の花の色である赤い色に情熱を感じ、その色合いから激しい恋につながる花言葉になったようです。

 

「先駆者」「指導者」

先の「早熟」と同じように、春まだ浅い頃から咲く木瓜の花です、他の花より先んじて咲くことが由来のようです。

また、天下統一を成し遂げた織田信長の家紋にこの木瓜の花が使われていたから、との説もありますが、どうでしょうか?

 

木瓜が誕生花となる日にち

2月4日、2月5日、2月17日

 

色別の花言葉

他の花には色別の花言葉はありますが、この木瓜の花にはないようです、これほど一般的な花で多彩な花色があるのに珍しいことです。

 

木瓜とはどんな花

木瓜の特徴

木瓜は中国原産のバラ科ボケ属の耐寒性落葉低木で、早春から春にかけて梅のような愛らしい花を咲かせ、庭木や盆栽などに大変人気の高い花です。

ただし、バラ科の名が示す通り、枝にはトゲがあり、栽培作業は慎重を用します。

日本には平安時代前には渡ってきたといわれ、古くから日本にある花です。

 

木瓜は中国から入ってきたカラボケ、チョウセンボケ、マボケなどと日本固有の古くからある草ボケを、品種改良して、現在あるような木瓜に仕上げたものです。

また、最近ではヨーロッパでも盛んに品種改良が行われ、大輪の派手な花を持つ木瓜なども生まれて日本に輸入されています。

この木瓜ですが、原爆投下後の広島で翌年の春に芽吹き、人々に生きる勇気と希望を与えました、そしてこの木は現在でも平和の象徴として毎春花をつけています。

 

木瓜の名前の由来

木瓜の名は、その果実がウリに似ていることから「木になるウリのようなもの」で木瓜と呼ばれるようになったといわれています。

もうひとつは、古くは「モッケ」「モケ」などと呼ばれていましたが、これは中国名の「毛介(モッケ)」からきていて、これが徐々に訛って現在「ボケ」と呼ぶようになったということです。

 

木瓜の種類

木瓜には品種が多数あり、200種類以上あると言われます。主に春の時期に開花する種類が多いのですが、その中でも早咲き・中咲き・晩咲きなどのものがあります。

また、年に何度も花の時期を迎える四季咲きのものや、冬の時期に開花する寒咲きのものなど、大変多くのバリーエーションがあります。

 

木瓜の品種

こんな種類の多い木瓜の花ですが、その中の品種をいくつか見ていきましょう。

 

「黒潮」

これぞ、木瓜の花というイメージをもつ赤色単色の花です、赤色の代表品種で一重の花の寒咲きです。

 

「黒獅子」

同じ赤色の花ですが、八重咲きで大輪の花を咲かせます、枝にはトゲが無く扱いやすい花です。

 

「白寿」

真っ白な花色がとても美しく、白色の木瓜の代表品種です。

八重咲の大輪で早咲き品種の枝にトゲが少ないのが魅力の花です。

 

「越後美人」

ピンク色が美しい、千重咲きで大輪の花を持つ晩咲き品種です。

 

「宴」

淡いピンク色で、一重咲き中輪の花が人気の高い品種です。

 

他にも多くの品種がありますが「越後美人」の名が示す新潟県や、埼玉県で主に多く品種改良されています、「日本ボケ協会」が新潟市にあり、品種登録や普及に努めています。

 

木瓜の花を飾り、一足早い春を味わうのも一興です。

 

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