夏の青空と照りつける太陽が良く似合うひまわりの花です、黄色く輝くこの花は見る人の心も明るくしてくれます。
夏の象徴ともいえるひまわりの花には,いくつもの花言葉があります。
目 次
ひまわりの花言葉
ひまわり全般の花言葉には「憧れ」「あなただけを見つめる」が、あります。
ひまわりは、太陽を追いかけ太陽に向かって咲くと信じられていましたから、このような花言葉ができたのでしょう。
ほかに、「情熱」「崇拝」「熱愛」「光輝」などがありますが、どれもサンサンと降り注ぐ夏の日差しに映えるひまわりの花そのものの言葉ばかりです。
なおこの言葉は、水の精クリュティエが太陽の神アポロンに恋をした一途な思いという、ギリシャ神話からできたとの説もあります。
ひまわりが誕生花となる日にち
7月6日、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日
色で変わる花言葉
白色のひまわり
「程よき恋愛」
一般的なひまわりの花の黄色に比べ、白色の花は慎ましさを感じます、輝く黄金色のような激しい恋愛ではない静かな恋からきているのではないでしょうか。
赤や紫色のひまわり
「悲哀」
輝かしい黄色のひまわりに比べ、赤色や紫色のひまわりは黒色を帯びているように見えます。
その印象が枯れかかっているように見えてこの言葉が生まれたと思われます。
大きさ別の花言葉
大輪のひまわりには「偽りの愛」「偽りの富」などネガティブな花言葉があります、一般的な花言葉と大きく異なるものです。
これが、小輪のひまわりになると「高貴」「愛慕」「輝き」という相手を称える花言葉となります。
プレゼントする際には気をつけたいところですが、この花のイメージからこのようなネガティブな発想をする人もいないでしょうから、あまり気にする必要はないのかもしれません。
ひまわりとはどんな花
ひまわりの特徴
北アメリカを原産地とする、キク科・ヒマワリ属の一年草です。
もともとはネイティブ・アメリカンの食料でしたが、スペイン人が持ち帰り、ヨーロッパに渡ったものです、その後食料や観賞用として盛んに栽培されるようになりました。
日本へは17世紀に中国経由で渡ってきたようです。
ひまわりの名前の由来
ひまわりは、学名も「太陽の花」の意味でつけられ、英語名も「Sunflower(太陽の花)」と呼ばれ日本名とイメージは変わりません。
日本に渡ってきた当時は「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれていたようですが、その後「日廻り」「向日葵」と呼ばれるようになりました。
これは、ひまわりが日に向かって廻る花だと思われていたことによります。
ひまわりの種類
ひまわりは、小さいものは10cmほどのものから、大きいものは4mを越えるものまで、数々の種類があります。
また、観賞用だけでなく、食用・油用などの種類もあります。
ひまわりの品種
「サンリッチ・オレンジ」
日本でのヒマワリの定番で草丈1m程度の濃いめのオレンジ色の花を咲かせ、芯が黒褐色です。
花もちもよく花粉が少ないため切花としても楽しめます。
「サンリッチ・レモン」
オレンジより明るい黄色の花で芯は黒褐色です。
生長も早く花をすぐに楽しめるので人気の花です。
「サンゴールド」
鮮やかな濃いオレンジ色の、数え切れないほどの細い花弁が重なる八重咲きの品種です。
広がるわき枝にも花が咲き、豪華な印象を与えてくれます。
「ビンセント」
丸みを帯びた花弁でその数も多いのでボリューム感があり、花粉が出ないので切り花やアレンジにおすすめです。
他にも「モネ」「ゴッホ」など画家に描かれ、その名をつけた種類など多数あります。
夏の定番のひまわりの花、栽培したり贈答したりと楽しんでみませんか。