はじめに
デパートの物産展や地域のお祭りなどは家族みんなで楽しめるイベントですよね。
地域色豊かなイベントを盛り上げてくれたり地元を元気にしてくれるお仕事をしているのが商工会です。
普段あまり気が付かないけれど、実はお世話になっているそんな商工会の記念日についてご紹介します。
目 次
商工会の日とは
商工会の日は、毎年6月10日にあります。
商工会の日が制定されたのは1985年(昭和60年)で、商工会法に基づき全国の商工会を会員として組織された特別民間法人の全国商工会連合会が制定しました。
意味
商工会の日は、1960年(昭和35年)の6月10日に商工会法(商工会組織等に関する法律)が制定された日を記念して制定されました。
2018年(平成30年)には全国の商工会は約1700にまで増えたのも、この商工会法が制定され、各地域の商業や工業が発展していったからだといえます。
由来
商工会の日が6月10日になった由来は、1960年(昭和35年)のこの日に商工会法(商工会組織等に関する法律)が施行された日だからです。
イベント
全国商工会は、毎年11月に「ニッポン全国物産展」というイベントを開催しています。
2018年は、東京の池袋サンシャインシティで11月16日~11月18日の3日間開催されました。
この物産展は、全国47都道府県から350以上の店舗が出展され、各地域の昔からある特産品から新商品まで3000点以上の商品が展示・販売される大規模なイベントです。
ニッポン全国物産展では、各都道府県でノミネートされたおやつの日本一を決める「ニッポン全国ご当地おやつランキング」や、おやつランキング歴代のグランプリのおやつを集めた「おやつ堂」コーナーや、各都道府県の美味しいものがその場で食べられる「おらが自慢のご当地フードコート」などのイベントが開催されました。
また、11月16日には、女優の紫吹淳さんのトークショーもあり、多くの人で賑わいました。
ちなみに、2018年のおやつランキングのグランプリは、熊本県のお菓子の福田屋さんが出品した「栗千里」でした。
東京に居ながらにして全国の美味しいものが味わえるなんてすごく楽しそうですよね!
ニッポン全国物産展は毎年開催されているので、お近くの方は足を運んでみてはいかかがでしょうか?
商工会の雑学
<商工会ってどんなことをしてる?>
商工会という言葉はお祭りなどでよく耳にしますが、実際にはどんなことをしている団体なのでしょうか?
商工会とは、地域の事業をしている人が業種に関わりなくお互いの事業や地域の発展のために総合的な活動を行う団体です。
これから事業を始めようと思っている人に対してセミナーや講演会・ゼミなどを開催したり、お祭りに参加したりアンテナショップや道の駅の運営をしたり物産展に出展したり、若い事業者や女性の事業者だけのネットワークを広げたり、行政へ事業者の人達が纏めた意見を届けたりして、地元を元気にするお手伝いをしています。
事業をしていない人にはあまり関係ないと思われがちですが、実は私たちの身近な所でも色々と関わっている団体なのです。
<商工会ってこんなイベントも開催してるの⁉地域を元気にする街コン!>
商工会では各都道府県や各市町村で様々なイベントを企画・開催しています。
中でも面白いイベントが最近よく開催されるようになった「街コン」です。
商店街や自治体が主催者となり、割安な参加費で半日ほど参加店で自由に合コンをすることが出来るというイベントです。
街コンの始まりは栃木県宇都宮市で2004年(平成16年)に開催された「宮コン」だとされています。
若い男女に出会いの場を提供して、地域の活性化を図る目的で企画されたイベントですが、かなり好評で、今では日本各地で行われるようになりました。
最近では若い男女だけではなく、離婚歴のある人が対象の「バツ婚」や、高齢者がお友達を作るための高齢者向けの街コンなども開催されるようになり、地域の活性化に大いに役立っています。
まとめ
商工会のみなさんは、色んなことを企画して私たちの住む町を元気にするために頑張ってくれていたんですね。
私たちも、色んな特産品や名物を買って地域の活性化のお手伝いをしてみませんか?
6月10日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!