▪はじめに
小松菜は、冬が旬の栄養価の高い葉野菜です。
最近では、栽培技術が進んで年中美味しく食べることが出来るようになりました。
今回はホウレン草よりも栄養価が高いと言われる小松菜の記念日についてのお話です。
目 次
小松菜の日とは
小松菜の日は、毎年5月27日にあります。
大阪府堺市で小松菜や菊菜を生産している、有限会社しものファームが2006年に制定しました。
▪意味
小松菜の日は、小松菜を多くの人に食べて貰う為に制定された記念日です。
▪由来
小松菜の日は、「こ(5)まつ(2)な(7)」の語呂合わせから5月27日となりました。
ちょっと苦しい感じもしますが、冬が旬の小松菜が栽培技術が進んだおかげで、夏が近づく5月の終わりでも小松菜をPRすることが出来るようになったと思うとすごいですよね。
▪イベント
小松菜の日を制定したしものファームでは毎年5月にしものファームの敷地内にある栽培ハウスで小松菜の収穫体験のイベントが開催されています。
その他にも小松菜の名前の由来の地とされる東京都江戸川区でも毎年小松菜にちなんだイベントが2014年から開催されるようになりました。
江戸川区のイベントは、「小松菜グルメスタンプラリー」と言います。
毎年10月の最初の日曜日から年をまたいで翌年の1月31日まで行われるイベントで、2018~2019年は、2018年10月7日(日)~2019年1月31日(木)まで開催されています。
スタンプラリー参加店や江戸川区役所・コミュニティ会館・区民館・図書館などの公共施設で配布されたり、ダウンロードできるスタンプラリーの台紙に参加している57店舗と小松菜直売所7か所と期間内に行われるイベントです。
小松菜や小松菜を使った商品を購入すると押して貰えるスタンプを集めて応募すると、旅館のペア宿泊券や商品券などの豪華賞品が抽選で貰えるというイベントです。
また、毎年1月には「小松菜まつり」が開催されていて、スタンプラリー参加店の1部店舗が小松菜を使った餃子やパスタ、お菓子などを販売します。
過去にはスタンプラリー参加店の商品や小松菜の販売、愛国学園短期大学による江戸川区産小松菜澄まし汁の振る舞い、イメージキャラクター「こまつなくん」の無料フェイスペイントや赤ちゃんのお昼寝アート体験などのイベントがあります。
小松菜の雑学
<小松菜の名付け親は八代将軍徳川吉宗だった⁈>
小松菜は江戸時代からよく食べられてきた青菜ですが、名付け親は八代将軍徳川吉宗だといわれています。
江戸時代、小松川村(現在の東京都江戸川区)の椀屋久兵衛という人が、隣村の葛西菜を改良して新しい青菜を作りました。
当時その青菜にはまだ名前が無かったのですが、ある日小松川村の香取神社に鷹狩りに訪れた徳川吉宗にこの青菜の入ったお雑煮をお出ししたところ、この青菜をいたくお気にめされて青菜の名前を聞きました。
ところがこの青菜に名前が無く、聞かれた村人が困っていると、吉宗が小松川村の地名を取って「小松菜」と名付けてくれたというお話が江戸川区には今も残っています。
<小松菜はホウレン草よりも栄養価の高いスーパーお野菜!>
冬が旬の代表的な葉野菜であるホウレン草はビタミンや鉄分が豊富な栄養価の高い野菜として有名ですよね。
でも、小松菜だって負けてないんです。
小松菜にはカロチンやカルシウム、マグネシウム、ビタミンC、鉄、食物繊維などが豊富に含まれていて、中でも鉄分とカルシウムはホウレン草よりも多く含まれています。
特にカルシウムは野菜の中でも上位に入るほど多く、ホウレン草の3倍以上もふくまれています。
▪まとめ
いかがでしたでしょうか?
小松菜は、女性や子供やお年寄りに嬉しい栄養素がたっぷり入っていてアクも少なくどんな料理にも手軽に使えます。
5月27日の小松菜の日にはぜひ家族みんなで美味しく食べてください。
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