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ボタンの日とはいつ?意味や由来、イベントにボタングランプリ

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「11月22日  ボタンの日」

■はじめに

東京・日本橋の「ボタンの博物館」には、世界各地から集めた多彩なボタンが1600点も収蔵されています。

便利さ、機能を追求して発明されたボタンですが、やがて芸術の対象とされたのは当然の成り行きでもあります。

 

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ボタンの日とは

1870(明治3)年11月22日、太政官布告によって、帝国海軍の軍服にヨーロッパスタイルが正式に採用されることになり、この制服のボタンは金地の桜花に錨を飾ったデザインで、大将から少尉まで9個×2列、後面3個×2列の計24個の金属ボタンが採用されました。

これを記念して日本釦協会が1987(昭和62)年に、11月22日を「ボタンの日」に制定しました。

 

■ボタンの日の意味と由来

ところが、この記念日の根拠となる11月22日の太政官布告が見当たりません。

釦協会という法人がその日付を採っているからには相応の根拠を持つ史実とは思いますが、国会図書館保管のデジタルデータ(当時の書類のコピーをデジタル保存)「明治3年法令全書」の11月22日にはその記載はなく、

「第九百五十七 各藩常備兵編制及海軍服制陸軍徽章ヲ定ム」

とあるのは、翌12月22日の項でした。

ネット検索では多くが11月22日を太政官布告としていますが、どうも情報の出処はすべて釦協会と思われるフシがあり、日付には疑問も残ります。

もっとも、誕生日が必ずしも出生日とは限らないのと同様に、記念日の日付も史実に拘束されているわけではありません。

ちょっと、スッキリしませんが…。

 

■ボタンの日のイベント

日本釦協会はボタン業界の活性化、品質向上のため、隔年で優れたデザインのボタンのアイデアを募集する「ボタングランプリ」を、芸術文化振興基金の助成を得て開催しています。

2018年の第20回の大賞は、宇宙空間をモチーフに、やわらかい感触にスピード感を合わせ持ったデザインで、他の表彰22作品もユニークでインパクト十分なものですが、こういうボタンを使った服ではボタンをなくさないよう気を使ってしまいます。

それに、ボタン負けしない高価な材質とデザインの服であるため、かなりお高い値段の服になってしまいそうです。

 

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ボタンの日の雑学

▽ボタンという漢字はなかった

明治3年の太政官布告当時には、ボタンという漢字が存在しなかったため、服の口に金属を入れて紐の代わりをするという意味から「釦」の漢字が作られましたが、その他にも「鈕」など、いろいろな表記をされたようです。

芥川龍之介はこの両方を使っていたようで、太宰治は「鈕釦」、徳富蘆花は「釦鈕」、森鴎外は「扣釦」、三好達治は「蕾」をボタンと読ませていたようで、「控鈕」「扣鈕」というのもありました。

その後、中原中也あたりからボタンをカタカナで表記するようになり、ムリに漢字を使う際はほとんどが「釦」を使うようになりました。

 

▽第2ボタン

最近はあまり聞きませんが、以前は卒業の日に、男子が学ランの第2ボタンを女子に贈る風習がありました。

と言っても、もらう側も、贈る側もその間には好意のあることが前提なので、90%の人がこの習慣を知っているそうですが、経験者は25%という調査結果が出ており、もちろん、筆者は75%グループです。

さて、なぜ、いつからこの習慣が生まれたかですが、1960(昭和35)年の映画「予科練物語/紺碧の空遠く」が第2ボタンの起源と判明しました。

特攻隊志願の予科練生が終戦前日に出撃する際、好きな女性に形見として贈るものがなく、予科練の詰め襟の制服の第2ボタンを引きちぎって、女性の手に握らせるシーンが若者の観客に受けたことが事の始まりのようです。

なぜ第2ボタンなのかを記者が監督に尋ねたところ「ハートに一番近いボタン」という返事だったそうです。

 

■最後に

ボタンは手工芸品だそうですが、ガラスを彫刻してモチーフを浮き上がらせた英国18世紀の「リーバースインタリオ」、1世紀のヴェスビオ火山噴火跡から発掘された「ラーヴァカメオ」、16世紀の「ローマンモザイク」などをはじめ、この他にも一級の芸術品と呼ぶべきものが昔からたくさん作られていました。

こういう細かい芸術品は日本のお家芸でもあって、幕末から明治にかけ輸出されていた薩摩焼の「サツマボタン」が世界に名をとどろかせていましたね。

 

他にもおもしろい記念日がたくさんあります!

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