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クラシック音楽の日とはいつ?意味や由来、イベントは

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「9月4日  クラシック音楽の日」

はじめに

筆者の子ども時代は、祖母が好きだった三波春夫や三橋美智也の唄を毎日聞かされ、中学のころはフジテレビの「ザ・ヒットパレード」で洋楽のカバー、次はグループサウンズ、フォークの時代と続き、ZARDをはじめとするビーイング戦略にはまって安室ちゃんから48まで、大衆路線一直線の音楽遍歴、誠に汗顔の至りであります。

筆者の推定年齢と合致しないという声も聞こえそうですが、ははは、48大好きなのは若者だけとは限りません。

ついでに言うと、中島みゆきのご贔屓はヤマハポプコンから変わることなく続いていますね。

ということで、学校の授業以外にクラシック音楽とあまり接点がないまま今日に至っています(例外あり、後述)。

 

クラシック音楽の日とは

9月4日の「クラシック音楽の日」は、1990(平成2)年に日本音楽マネージャー協会が制定したもので、「クラ(9)シッ(4)ク」という語呂合わせから9月4日となりました。

じゃあ、おしまいの「ク」はどうするんだという毎度のツッコミにはもう飽きてきたので、ここはスルーしておきますが、しかし、クラシック音楽らしく、もうちょっと格調のある選定ができなかったものかと思います。

 

■クラシック音楽の日の意味と由来

映画音楽やポールモーリアなど、歌詞のない音楽(この表現は音楽の素養のなさ丸出し)のCDはBGM用に数枚持っていますが、そもそもクラッシック音楽がルネサンスとかバロック、ロマン派などに識別されるところまでは理解できません。

また、交響曲や交響詩、協奏曲、組曲がどう違うのか、親切に教えてもらっても理解の外で、ソナタは起承転結で構成され…なんて聞けば「そう言えば、冬ソナの最後はどうだったっけ」としか思いません。

そうした人間ばかり増えては情けないとの思いから、もっとクラシックの敷居を低くしようと「クラシック音楽の日」が制定されました。

 

■クラシック音楽の日のイベント

「クラシック音楽の日」当日ではありませんが、毎年、桜の開花に合わせて上野公園一帯で約1か月にわたって開催される「東京・春・音楽祭」は、公演数が200を超える大規模なイベントです。

しかし、16回目となる2020年の開催は新型コロナウイルスのせいで、3月27日以降が中止となってしまいました。

この他にも、春は各地でコンサートが予定されていますが、開催は難しい情勢になりました。

せめてもの代わりですが、毎週日曜午後9時からNHKのEテレで「クラシック音楽舘」が放送されています(たまに別番組)。

 

クラシック音楽の日の雑学

▽指揮者は必要か?

「指揮者は何をやっているのか」「指揮者は必要なのか」

筆者が抱えてきた長年の疑念です。

一応の演奏家なら楽譜通りに演奏できるはずだし、最初の合図さえあれば支障がないだろうというのが、筆者の素人考えでありました。

 

しかし、聞くところによれば、たとえば楽譜のアレグロ(速い)はどの程度の速さにするか、フォルテ(強い)の強さ度合い、あるパートで強調するのはバイオリンかフルートなのか、等々は指揮者の解釈と権限だそうです。

しかし、それは練習時に決めておけばいいことなので、筆者の疑念は氷解されないままですね。

 

▽日本初の第九

2006年の東映映画「バルトの楽園」(がくえん)を観た人はご存知でしょうが、

日本で初めてベートーベンの交響曲第9番が演奏されたのは徳島県板東町(現鳴門市)の捕虜収容所でした。

所長の松江陸軍中佐は「敵のドイツ人と言えども、国のために戦った」として、待遇には気を遣い、サッカー場やテニスコート、菜園などを作ったほか、ペットの飼育、海水浴まで認めたそうで、後に世界最良の収容所と言われました。

 

ドイツ兵の9割は徴用された一般の市民、技術者だったことから、上層部の反対を押し返し、収容所内に工場を作ったり、町民に技術を伝えるために所外へ派遣したりもしました。

このために町民との親交が深まり、パンやケーキ、ハム、ベーコンの製造技術、ドイツ兵による橋の建造など、今に伝わるものも数多く残っています。

そうした中の1918(大正7)年6月1日、町民に対するお礼として、捕虜の軍楽隊長ハンゼン指揮の下、1時間を超える「第九」の全曲が日本で初めて演奏されました。

「クラシック音楽の日」は6月1日がよかろうと筆者は思いますね。

 

■最後に

さて例外ですが、筆者は東京・サントリーホールのコンサートへ2度出掛けたことがあります。

日頃から「ゴジラ大好き」と言っていたためか、当時付き合っていた女性が「伊福部昭ゴジラコンサート、管弦楽の夕べ」(たしかそんな題だった)に誘ってくれ、思いっきり堪能しました。

その後、音楽教育のつもりか、やや軽めのクラシックに連れて行かれましたが、眠りを我慢した記憶しかなく、彼女はそれで教育を断念したようです。

今でも、「クラシック音楽」と「儚い恋」は筆者の頭の中で対を成しています。

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