▪はじめに
チョロQといえば1980年から1990年代の世代には懐かしいおもちゃですよね。
当時とても人気が高くマンガやゲームにもなるほど一世を風靡したおもちゃでした。
現在でもはたらくくるまや、進化したチョロQなど小さなお子さんだけでなく親子で楽しめるおもちゃとして人気です。
今回は、そんなチョロQに関する記念日や雑学などについて紹介します!
目 次
チョロQの日とは
チョロQの日は、毎年9月9日にあります。
この記念日は、チョロQなどの玩具を製造・販売している株式会社タカラ(現在のタカラトミー)によって制定されました。
▪意味
チョロQの日は、チョロQの良い所などをアピールすることやチョロQの販売促進などを目的として制定された記念日です。
▪由来
チョロQの日が9月9日になったのは、「チョロQ」の「Q」と「9」をかけたことが由来になっています。
▪イベント
チョロQに関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
チョロQの雑学
<チョロQの名前の由来とは?>
チョロQは1980年(昭和55年)12月にタカラ(現在のタカラトミー)から発売されました。
しかし実はその3か月前の9月に「豆ダッシュ」という名前で世に出ていたのです。
これは12月のクリスマス商戦前のテスト販売で、この期間に売れなければ3カ月しか販売されなかったかもしれないということです。
しかし、「豆ダッシュ」はデフォルメされた車がかわいいという理由から子供だけでなく女性にも人気が高く、無事12月に正式販売されることとなりました。
この時の商品名はテスト販売の時の名前をカタカナにした「マメダッシュ」というものでしたが、翌年の1981年(昭和56年)に「チョロQ」という名前で販売されることとなったのです。
この「チョロQ」という名前は、「チョロチョロ走るキュートなミニカー」という意味からつけられています。
当時のテレビCMでもこのキャッチフレーズが流され、車の後ろ側にあるプレート部分に10円玉を差し込むとウイリー走行ができるといったCMも流れました。
その後チョロQその人気からアメリカやヨーロッパ向けのものが作られたり、チョロQを扱ったマンガやテレビゲームまで作られ、おもちゃとしてだけでなく色々な分野でも人気が高まっていったのです。
<おもしろい!少し変わったチョロQシリーズ!>
チョロQは販売直後から大人気商品となり、時代の流行を取り入れた商品が次々に販売されました。
1982年(昭和57年)にはツッパリブームに伴った「はこのりチョロQ」や女性向けのかわいい模様の付いた「ふぁっしょんチョロQクラブ」などが販売されました。
しかし、「はこのりチョロQ」は教育上よろしくないとクレームが入り、すぐに販売中止となったため、いまでは希少価値の高いものになっています。
また、同時期に当時ではめずらしいソーラー電池を使い音楽が流れるという「メロディチョロQ」も販売されました。
「メロディチョロQ」は2,380円と通常のものよりも高額だったにも関わらずソーラー電池の性能があまり良くなかったため捨てられることも多かったのだとか。
1983年(昭和58年)には、ウルトラマンシリーズ・ゴジラ・キングギドラ・ガメラ・ゲゲゲの鬼太郎シリーズなど車ではないものも販売されました。
また、当時流行していたスケルトンタイプのものも人気が高かったようです。
そのほかにも、1988年(昭和63年)に販売された「はたらくくるまシリーズ」や1989年(平成元年)に販売された水陸両用のもの、1991年(平成3年)に販売された「F1シリーズ」、1992年(平成4年)に販売された飛行機タイプやトレインタイプ、1995年(平成7年)に販売された「Jリーグシリーズ」など時代の流行などを取り入れた変わり種チョロQなどがありました。
また、2001年(平成13年)には、赤外線技術を使ったラジコンタイプのものも販売されています。
▪まとめ
チョロQは、私が子供の頃に男の子たちが夢中で遊んでいたのを思い出します。
現在でも、昔ながらのタイプのものが電池を使わないエコなおもちゃとして小さな子供向けの商品が販売されていて、我が子にも買ってあげたりしました。
子供の頃自分が楽しく遊んでいたおもちゃは、子供にもプレゼントしたいものです。
チョロQの日には、親子で楽しくチョロQで遊んでみてはいかがでしょうか。
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