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五百円札発行記念日とはいつ?意味や由来は。岩倉具視の肖像画

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■はじめに

まだ冬の余韻から抜けきれない3月から、4月に入るといよいよ本格的な春を意識するシーズンになります。

特に新社会人の方は初任給に心躍らせている時期ではないでしょうか。

そんな4月の始まりは、私達の生活にとって欠かせなかった五百円札発行記念日です。

 

五百円札発行記念日とは

五百円札発行記念日は毎年4月2日にあります。

五百円札発行記念日が制定されたのは、1951年(昭和26年)のこと。

日本銀行より500円札が発行されました。

日本銀行は、物価の安定と金融システムの安定を目的とする日本の中央銀行で、日本で唯一お札(紙幣)を発行できる機関です。

 

■意味

五百円札発行記念日は、国民に対して興味を認識を持ってもらいたいという意味合いがあります。

そして、紙幣や貨幣の歴史を表す記念日でもあるんですね。

 

■由来

1951年4月2日、政治家・岩倉具視(1825~1883年)の肖像の500円札が、日本銀行より発行されました。

このことから、五百円札発行記念日は4月2日に制定されました。

 

■イベント

五百円札発行記念日に関するイベント情報は得られませんでした。

 

五百円札の雑学

五百円札発行記念日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□五百円札について

1951年4月2日に発行された五百円札ですが、当時の千円札と百円札の間を埋めるべく五百円札(B号券)が発行されました。

表面は岩倉具視、裏面は富士山のデザインです。

寸法は縦76mm、横156mmです。

確認はしにくいものの、野菊と「500」の透かしが入っています。

 

この五百円札は1971年(昭和46年)1月4日に支払いが停止されました。

そして、1969年(昭和44年)11月1日に五百円札(C号券)の発行が開始されました。

B号券と同じデザインで、表面は岩倉具視、裏面は富士山でした。

 

寸法は縦72mm、横159mmで、B号券と比べて縦は短く横は少し長くなりました。

原画像はB号券と同じものを使っていたため、全体的なデザインはよく似ていますが、印刷はより精緻になりました。

透かしは桜花と波線で、その部分には印刷がされていないため容易に確認することが出来ます。

 

1982年(昭和57年)に五百円硬貨が発行された後も、1985年(昭和60年)までこの五百円札の製造は続けられ、1994年(平成6年)4月1日に支払いが停止されました。

以後は、五百円硬貨がその替わりを担っています。

 

□日本銀行とは、どのような銀行!?

日本銀行は「発券銀行としての役割」、「政府の銀行」、「銀行の銀行」の3つの役割があります。

国の金融の役割の中心を果たすことから「中央銀行」とも呼ばれます。

 

まず、「発券銀行としての役割」についてですが、日本で紙幣を発行できるのは日本銀行だけです。

ちなみに、硬貨(500円・100円・50円・10円・5円・1円)は国が発行しています。

 

次に、「政府の銀行」についてですが、日本銀行は政府の委託を受け、国のお金を管理しています。

そして、国債の発行や外国為替の決済処理も行っています。

 

最後に、「銀行の銀行」については、日本銀行は市中銀行の預金の一部を無利子の当座預金で預かっています。

そして、その預金は他の金融機関等へのお金の貸付けなどに利用されています。

 

■まとめ

五百円札発行記念日についてご紹介させて頂きました。

今ではほとんど見かけなくなりましたが、五百円札が発行されていて、その記念日まであったんですね。

五百円札を懐かしく思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ちなみに、今でも五百円札は使うことが出来るのだそうですよ。

毎年4月2日五百円札発行記念日には、五百円札を懐かしんでみてはいかがでしょうか。

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