▪はじめに
ヨナナスとは、アメリカ生まれの牛乳や砂糖を使わずフルーツや野菜だけで作るアイスクリームのような新食感の冷たいデザートのことです。
日本でもメディアで取り上げられ話題となったことのあるヨナナスに因んだ記念日や雑学などについて紹介していきましょう。
目 次
ヨナナス記念日とは
ヨナナス記念日は、毎年4月7日にあります。
この記念日は、果物や野菜の生産、加工、販売を行っている合同会社ドールが2013年(平成25年)制定しました。
▪意味
ヨナナス記念日は、多くの人にフルーツや野菜の新しい食べ方である「ヨナナス」を多くの人に知ってもらうために制定された記念日です。
▪由来
ヨナナス記念日が4月7日になったのは、「4(ヨ)7(ナ)ナス」という語呂合わせが由来となっています。
▪イベント
ヨナナスの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
ヨナナスの雑学
<ヨナナスは果物を有効活用するために生まれたデザート>
ヨナナスを作るためだけの家電である「ヨナナスメーカー」は、株式会社ドールが開発したものです。
ドールといえば果物というイメージが強く、私も初めて知ったときは驚きました。
ではなぜ、ドールはヨナナスメーカーを開発したのでしょうか?
アメリカのスーパーでは果物や野菜は量り売りが基本で、しかも週に1度のまとめ買いが普通です。
そうなると、果物が余り気味になってしまうようです。
日本でもバナナは基本1房で売っていますし、リンゴやミカンなど袋詰めで売られているものも多いですから、余ってしまうこともありますよね。
このように余りがちな果物を有効活用するためにドールが考えたのが「ヨナナス」なのです。
2011年にアメリカで販売されたヨナナスメーカーは、「卵も牛乳も砂糖も使わないデザート」というヘルシーさが受けて大ヒットし、日本でも2013年に販売され、メディアで紹介したことがきっかけとなりブームとなりました。
ヨナナスメーカーには「作るときの音がうるさい」「内側にたくさん残ってしまう」といったデメリットもありますが、家にある余った果物や野菜で作れるヘルシーなヨナナスは、スムージーよりも満足感があり、卵や牛乳のアレルギーがある人や小さな子供にも安心して食べることができるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
<「ヨナナス」という名前の由来はバナナ!>
アメリカ生まれの「ヨナナス」という名前、なんだか不思議な響きですよね。
私にはハワイやネイティブアメリカンの言葉っぽさを感じたのですが、じつはもっと馴染みのあるところから付けられた名前だったのです。
なんと「ヨナナス」という名前の由来は「YO!BANANAS!」を短くしたものでした!
ちょっとビックリな由来ですよね。
もちろんちゃんとした意味もあります。
それは、ヨナナスがバナナをベースに作ることをおすすめとしたデザートだからです。
バナナを使うことで、アイスクリームのようなクリーミーでまろやかな食感が生まれるのと、糖度の高いバナナを使うことで、砂糖を使用しなくても十分な甘みを感じることができるというのが最大のポイントなのだとか。
もちろん、どんな果物を使ってもよいのですが、ミカンのような水分の多い果物だけのヨナナスは、シャーベットに近い食感になるのでアイスクリームのような感じは味わえないので注意してください。
また、バナナをベースに色々な果物や野菜をミックスすることで、お好みの味のヨナナスを作れ、栄養面でもバランスの取れたものができるのでおすすめです。
野菜だけのヨナナスを作りたい場合は、バナナの代わりにアボカドを使うとヨナナス特有のクリーミーな食感が出やすくなります。
ヨナナスを作るときのポイントは、ヨナナスメーカーに入りやすいよう、バナナやリンゴなどの大き目な材料はあらかじめ小さく切ってから凍らせておくことと、カチンコチンに凍ったものではなく半解凍した状態のものを使うことです。
固いままだと上手く削れないことがあるようなので注意してください。
また、シュガースポット(皮にでる茶色の斑点)が出るまで熟成させたバナナを使うと、甘さが増すのでおすすめです。
▪まとめ
私が子供のころは、皮を剥いたバナナをそのまま冷凍庫で凍らせてアイスキャンディーだといって食べていましたが、固すぎて食べるのに時間がかかっていたことを思い出します。
おいしいのに固いから断念していた凍ったバナナが、こんなに手軽にアイスクリームのような感覚で食べられるなんてブームになったのも分かります。
ヨナナスメーカーがない場合は、フードプロセッサーでも作ることができるので、暑い夏の日にはヨナナスを作ってみてはいかがでしょうか。
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