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マッシュルームの日とはいつ?意味や由来、イベント、栽培秘話

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▪はじめに

マッシュルームとは、ヨーロッパ原産で日本だけでなく世界中で最もポピュラーなきのこです。

今回は、タンパク質やビタミンB類など栄養が高くうま味成分も多く含むマッシュルームに関する記念日や雑学などについて紹介していきます。

 

マッシュルームの日とは

マッシュルームの日は、毎年8月11日にあります。

マッシュルームの日は、2001年8月に創立した日本唯一のマッシュルーム専門店である株式会社ワキュウトレーディングが夏場に需要が落ち込むきのこ業界を盛り上げたいとして2011年(平成27年)に制定した記念日です。

 

▪意味

マッシュルームの日には、マッシュルームをより多くの人に食べてもらうために、マッシュルームの美味しさや栄養分などをアピールするという目的があります。

 

▪由来

マッシュルームの日は、日本で初めてマッシュルームの人工栽培を成功させた森本彦三氏の誕生日が8月11日であることに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

マッシュルームの日を制定した株式会社ワキュウトレーディングでは、毎年8月にイベントを行っています。

過去には、マッシュルームトーキョー原宿店にて8月7日にマッシュルームつめ放題のイベントを行い、マッシュルームトーキョー姫路店にて、8月10日にマッシュルームつめ放題のイベントを、8月11日にマッシュルームの収穫体験やバーベキューなどの体験型イベントを行いました。

マッシュルーム好きの方はぜひ参加してみてください!

ワキュウトレーディングHP 

 

マッシュルームの雑学

<マッシュルームはいつから人工栽培されるようになったの?>

マッシュルームは世界で1番多く栽培されているキノコといわれ、もちろん日本でも栽培されています。

では、マッシュルームはいつ頃から人工栽培されるようになったのでしょうか?

 

マッシュルームは、古代ギリシャ・ローマ時代から食べられていたとされています。

当時は、馬厩肥(ばきゅうひ)などに自然に生えてきていて、その美味しさから「神様からの贈り物」とまで言われた高級食材だったとか。

そんなマッシュルームの人工栽培は、17世紀ごろのフランスで始まったとされています。

人工栽培のきっかけは、メロン栽培に使っていた厩肥(家畜の糞尿とワラや落ち葉を混ぜたものを馬や牛に踏ませて腐熟させた有機質肥料)にマッシュルームが生えていたことです。

人工栽培を始めたばかりのころは、屋外の畑で行われていましたが、18世紀には小屋の中や温室、鍾乳洞の中などで行われるようになりました。

19世紀初頭には、フランスだけでなくドイツやオランダ、イギリスなどでも栽培されるようになり、その後19世紀中ごろに棚式栽培が開発されるとアメリカで大量生産されるようになります。

 

日本では、明治時代からマッシュルームの栽培が始まりました。

日本で初めてマッシュルームの人工栽培を成功させたのは、「きのこ栽培の父」と呼ばれる森本彦三郎氏です。

森本氏は、「アメリカで何か新しいことを学びたい」と18歳のときに渡米します。

渡米後最初に働いていた食堂でマッシュルーム栽培の話を聞いた森本氏は、それを目標に掲げキノコ栽培の勉強を始めました。

しかし、マッシュルームの栽培方法は企業秘密となっていたので、森本氏は本からだけでなく実際に栽培場で働いてその技術を探りながら独自で研究をしていきます。

そして1912年(明治45年)、ついにマッシュルームの栽培に成功した森本氏はマッシュルーム栽培の事業を始めました。

森本氏は更にアメリカやフランス、イギリス、ベルギーなどで勉強したのち1921年(大正10年)6月に帰国し、京都に森本農園という栽培舎を建てて翌年の1922年(大正11年)に日本初のマッシュルーム栽培に成功します。

森本氏はその後マッシュルーム栽培を日本全国に広める活動をし、日本各地でマッシュルーム栽培が行われるようになりました。

 

<ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームの違いとは?>

スーパーや八百屋など、店で販売しているマッシュルームにはホワイトとブラウンの2種類のものがありますよね。

この2つの違いは色だけでなく、それぞれに特徴があるのです。

 

マッシュルームはハラタケ科のキノコで、白い色をした「ホワイト種」と茶色の「ブラウン種」があり、日本で栽培されているほとんどはホワイト種となっています。

 

ホワイト種は小型のキノコで、全体が白くカサの表面がなめらかなのが特徴です。

香りが穏やかで上品な味わいなので、炒め物やスープ、クリームシチューなどのクリーム系の料理に適しています。

また、採れたての新鮮なもの(収穫後3日以内のもの)は生でも食べられるのがブラウン種との大きな違いで、薄くスライスしてサラダに加えると食感と香りを楽しめるのでおすすめです。

 

ブラウン種はカサがやや褐色を帯びた茶色のキノコで、基本的にはホワイト種と同じくらいの大きさですが、育て方次第で直径10cmを超えるサイズにもなります。

ホワイト種よりも香りや風味が強く肉質が締まっているのが特徴で、炒め物や煮込み料理にしたりダシをとったりするのに適しています。

特にアヒージョは風味と食感を存分に楽しめるのでおすすめです。

ただし、調理すると色が出てくるので、ホワイト系の料理にはあまり向いていません。

 

少し前まではブラウン種はあまり見かけませんでしたが、最近では手に入りやすくなりました。

それぞれに合った調理方法で、両方のマッシュルームを食べ比べてみてはいかがでしょうか?

 

▪まとめ

マッシュルームは海外のキノコというイメージが強くて、大正時代から日本で栽培されていたことに驚きました。

マッシュルームの旬の時期は10~12月ですが、人工栽培されているので1年中出荷されています。

マッシュルームの日は旬の時期とはズレますがおいしさはほとんど変わりがないので、ぜひ味わってみて下さい。

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