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新選組の日とはいつ?意味や由来、イベント、トレードマークの羽織とは

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▪はじめに

新選組とは、幕末に京都の治安を維持するために活躍した剣豪集団です。

新選組は、ドラマや映画のみならず、漫画やアニメ、ゲームなどのモチーフとなっており、いまや世界中に隊士たちのファンがいます。

今回は、そんな新選組に関する記念日や雑学などについて紹介していきましょう。

 

新選組の日とは

新選組の日は、毎年3月13日にあります。

この記念日は、新選組にゆかりのある東京都日野市のNPO(特定非営利活動)法人・日野市観光協会によって制定されたものです。

 

後に新選組を結成する近藤勇や土方歳三などメンバーは、元々は14代将軍徳川家茂が孝明天皇に拝謁するために京都へと向かう際、将軍の隊列を警護するために結成された「浪士組」に所属していました。

1863年(文久3年)2月23日に浪士組は京都へ入りましたが、浪士組の結成を提案し結成後も浪士組の中心人物であった清河八郎がじつは攘夷派で、京都に着くとすぐに浪士組の本当の目的は将軍の警護ではなく幕府を倒すことにあると組員たちに告げたため、納得いかなかった芹沢鴨や近藤勇ら17名は清河と袂を分かちます。

 

その後、清河の策略を知った幕府によって浪士組は江戸に帰るように命令が下されますが、近藤たちはそのまま京都に残りました。

その後1863年(文久3年)3月13日に幕府の京都守護職を勤めていた会津藩から「会津藩預り」とされ「壬生浪士組」として京都の治安維持に努めます。

そして8月に起こった尊王攘夷派によるクーデター「8月18日の政変」で活躍したことにより9月に会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)から「新選組」の名前を与えられたのです。

 

因みに、新選組の日は2月27日にもあります。

こちらは新選組の前身ともいえる「浪士組」が1863年(文久3年)の2月27日に当時の将軍徳川家茂の命によって結成されたことに由来して制定された記念日です。

2月27日の新選組の日

 

▪意味

新選組の日には、新選組副隊長の土方歳三や六番隊隊長の井上源三郎らの出身地である日野市を、新選組を通して意識おこしや町おこしにつなげて活性化させるという目的があります。

 

▪由来

新選組の日は、芹沢鴨や近藤勇たちで結成された新選組の前身となる「浪士組」が、1863年(文久3年)3月13日に幕府の京都守護職を勤めていた会津藩の公用方から「会津藩預り」とする連絡が入ったことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

新選組の日を制定した日野市観光協会は、新選組副隊長・土方歳三の命日である5月11日に合わせて毎年5月の第2土曜日・日曜日に「ひの新選組まつり」を開催しています。

 

「ひの新選組まつり」では、全国から集まった400名以上の新選組ファンが新選組隊士に扮して甲州街道を練り歩く「新選組隊士パレード」や、各隊の隊長を決める「隊士コンテスト」などが行われており、毎年県内外からたくさんの新選組ファンが参加しています。

また、新選組隊長・近藤勇が宗家を務め、土方歳三ら多くの新選組隊士たちも入門していた「天然理心流」の演舞をはじめ、剣道の奉納試合や新選組の羽織を着て行う殺陣教室、天然理心流や薬丸太刀自顕流などの武道体験など「ひの新選組まつり」特有の剣に関するイベントも人気です。

その他にも、焼きカレーパンなどの日野市名物など多くの屋台も出店したり、お囃子やお神輿、ミニライブ、ダンスパフォーマンス、フリーマーケットなどが行われたりと、新選組ファン以外でも2日間たっぷり楽しめるお祭りとなっています。

 

パレードやコンテストに参加する場合は、2月から始まる事前申し込みが必要ですので日野市観光協会HPから申し込みしてください。

日野市観光協会HP 

 

新選組の雑学

<新選組の羽織は歌舞伎の衣装が元になった?>

新選組のたちが着ていただんだら羽織(白い三角模様のついた羽織)は、新選組のトレードマークともいえます。

でも、どうして新選組の隊士たちはこの羽織を着るようになったのでしょうか?

このだんだら羽織は、壬生浪士隊組が会津藩預かりとなったころに作られており、文久3年4月に土方歳三が京都の大丸呉服店に羽織を注文したということが史実に残っています。

この頃の壬生浪士組は資金が無く、夏なのに冬服を着ている状態でした。

しかし、会津藩預かりとなったことを機に資金を集め、壬生浪士隊の制服となる羽織を作ることにしたのです。

羽織のデザインをだんだら模様にしたのは、当時隊長だった芹沢鴨であったといわれています。

芹沢は、このころ流行していた歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」が大好きで、芝居の中で赤穂浪士が着ていた黒いだんだら羽織を真似て作らせたのだとか。

浅葱色(水色)にした理由は、武士が切腹する時には浅葱色の裃を身に付けており、忠臣蔵の芝居でも赤穂浪士が切腹する時に着ていたことから「いつでも死に向かう覚悟で戦いに挑む」という意味が込められていたとされています。

しかしこのだんだら羽織、当時の隊士たちにはすこぶる不評だったのだそうです。

お金があまりなかったので生地が粗末であったことや派手で目立ちすぎるといったことが不評の理由だったようで、折角作った羽織は徐々に着る隊士が減っていき、1年後には誰も着なくなってしまったそうです。

残念ながら、だんだら羽織の実物は現在発見されておらず、私たちが実物を目にする機会はありません。

しかし、だんだら羽織は(隊士たちにとっては不本意かもしれませんが)この先もずっと新選組のトレードマークとして新選組の隊士たちが残した歴史と共に語り継がれていくことでしょう。

 

<土方歳三は俳句好きだった?>

新選組副隊長の土方歳三は、隊の鉄の掟とされた「局中法度」を作り守れなかった者には容赦なく罰した鬼のような人物として語り継がれていますが、じつは俳句好きで優しい人物であったともいわれています。

 

土方歳三は、武蔵国多摩郡(現在の東京都日野市)の薬売りの家に生まれました。

比較的裕福な家の6人兄弟の末っ子だった土方は、若い頃「バラガキ(いばらのように人を痛めつける子供)」と呼ばれる乱暴者だったようですが、俳句好きという一面も持っていました。

俳句に興味を持つようになったのは、土方の実家が昔から連歌(和歌の上の句(五・七・五)と下の句(七・七)を多数の人が交互に詠みあう文芸)を嗜んでいたことや、祖父が三月亭石巴(みつきていせきは)という俳号をもつ俳人であったこと、いとこで新選組の後援者でもあった義兄・佐藤彦五郎の趣味が俳句であったことなどが大きく影響しているといわれています。

しかし、残念ながら土方の俳句はあまり上手ではなかったようで、「下手の横好き」と言われていたようです。(ドラマなどでもいじられていました)

それでも土方は、浪士組として京都へ向かう前にそれまで作っていた俳句41句を「豊玉発句集」(豊玉は土方の俳号)として1冊にまとめ残しました。

「豊玉発句集」は現在東京都日野市にある「土方歳三資料館」やネットで誰でも読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

 

新選組副長となった後も、土方は時々俳句を詠んでいました。

しかし、土方の風流な趣味は隊士の中でも一部の人間にしか知られておらず、時折句を詠むために部屋の籠ることがありましたが、多くの隊士たちは中で何をしているのか分からず「副長の穴籠り」と呼んで恐れていたそうです。

 

近藤勇の前の隊長であった芹沢鴨の素行が悪かったことや、不安定な情勢の中であったことなどから隊内を纏め上げる為に鬼として恐れられていた土方歳三でしたが、最後の戦いでは、少しでも多くの隊士たちを生き残らせることに尽力した人でもありました。

仙台から蝦夷(北海道)に渡る時には部下たちに渡航を強制せず、最後まで付いてきた部下たちには酒を振舞ったり相談に乗ったりして大変慕われていたそうです。

そして、戦死する一カ月前に当時16歳だった市村鉄之助と渡辺市造に自分の写真と手紙、髪の毛数本、路銀、二振りの刀を託して故郷の佐藤彦五郎の所に行くよう命令しました。

2人は最後まで一緒に戦うことを望みましたが、刃を向けて脅したそうです。

これは、死期を悟った土方が年若い2人を生き延びさせたいと思い取った行動ではないかといわれています。

2人は土方が手配した外国船に乗って命からがら江戸に戻り、江戸で別れたそうです。

鉄之助は土方に言われた通り佐藤彦五郎の元まで行き、2年ほど佐藤家で世話になった後、実家の兄の元に戻りましたが、20歳の若さで亡くなったそうです。

市造は実家に害が及ぶのを恐れて川越に残ってひっそりと暮らし長生きしたそうです。

 

▪まとめ

新選組は、隊士たちがだんだら羽織を気に入っていなかったことや土方歳三が下手だけど俳句好きだったことなど、なんだか人間味のあるエピソードも残っていて微笑ましいですよね。

新選組の活動は、約6年間という短いものでした。

そんな彼らが今でも人気なのは、彼らが感情豊かな人間だったからであり、彼らが自分たちの信念に基づいて生き、儚く散っていったからではないでしょうか。

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