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回文の日とはいつ?意味や由来、海外にもある回文!

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▪はじめに

回文とは、「たけやぶやけた」など上から読んでも下から読んでも同じ言葉や文章になる言葉遊びです。

回文はダジャレのような面白さがあり、落語や漫才などのお笑い芸能や絵本や国語の教科書などでも取り上げられるので、子供の頃から触れる機会が多かったのではないでしょうか。

そこで今回は、日本で馴染み深い回文に関する記念日や雑学などについて紹介していきましょう。

 

回文の日とは

回文の日は、毎年12月21日にあります。

この記念日は、回文俳句などを手掛ける群馬県出身の俳人・宮崎二健氏によって制定されました。

 

宮崎二健氏は、1985年に俳人となり回文俳句をこだわって作成している回文俳句の第一人者です。

回文俳句以外にも、口頭のみで後世に伝えられる形式の口承文学と俳句の見地から、俳句を朗読で伝える必要性があると考え、1998年から俳句ライブ(俳ラ)活動を開始し、現在も年1回のペースでは仲間と共に俳句ライブを行っています。

 

▪意味

回文の日は、回文作者にも思いもよらない語句との出会いをもたらすことを目的として制定された記念日です。

 

▪由来

回文の日が12月21日なのは、「1221」という日付が回文のようになっていることが由来となっています。

 

▪イベント

回文に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

回文の雑学

<いい初夢を見るために回文を枕の下に入れていた?>

回文は日本で誕生したものではなく、中国から伝わったとされています。

日本最古の回文とされているのは、平安後期に作られた歌論書「奥義抄」の「草花を読む古歌」として掲載されている「むら草に草の名はもし備はらばなぞしも花の咲くらむ(多くの草に草の名はもし備わるのならば、どうして花は咲くのに咲いているのだろう)」という和歌です。

この和歌自体には意味がないとされ、言葉遊びとしての要素が強い和歌だといわれています。

 

回文和歌は鎌倉時代以降にも作られていて、鎌倉初期の歌人・藤原隆信の歌集に五首の回文和歌が掲載されていたり、江戸時代初期に作られた狂歌集(こっけいな歌や社会風刺、皮肉を盛り込んだ歌などを集めた歌集)に回文和歌が多く取り上げられたりしていました。

 

室町時代に入ると、七福神が乗った宝船の絵に「長き夜の遠の睡りの皆目醒め波乗り船の音の良きかな(なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)」という回文の歌が添えられた紙を枕の下に敷いて寝ると縁起の良い初夢が見られるといわれるようになりました。

これを「初夢文化」と呼びます。

「初夢文化」は徐々に庶民にも広がっていき、江戸時代には1月2日の初夢に縁起の良い夢を見られるように回文が添えられた宝船の絵を枕の下に敷いて絵に書かれた歌を3回唱えてから寝るというイベントが一般的に行われていました。

江戸の町では元旦の朝に宝船の絵を売る商売が繁盛したそうです。

因みに、宝船の絵を敷いて寝ても悪い夢を見た場合は、翌朝宝船の絵を川に流して厄払いをしていたそうです。

 

<海外にも回文があるって本当?>

回分は日本独自のものというイメージがありますが、じつは海外にも回文はあるのです。

そもそも回分の歴史は古く、西暦79年の古代ローマの遺跡からラテン語の「Sator Arepo Tenet Opera Rotas(農夫のアレポは馬をひいて仕事をする)」という回文が発見されており、回文の発祥は西暦79年またはそれよりも前ではないかといわれています。

因みにこの回文は、アルファベットが5行5

古代ローマで誕生したとされるこの言葉遊びは世界中に広まっていき、ヨーロッパやアジアなどでも作られるようになっていきました。

 

≪英語の回文≫

英語で回文のことを「palindrome(パリンドローム)」といい、スペルの並びが回文になっています。

代表的な英語の回文には次のようなものが挙げられます。

 

・Madam I’m Adam.(マダム、私はアダムです)

・Was it a cat I saw?(私が見たのはネコでしたか?)

・Able was I ere saw Elba.(エルバ島を見るまで私は有能であった)

 

いずれも英語の回分としてはとてもポピュラーなもので、3つ目の分はナポレオンの境遇を表した文として知られています。

 

≪中国語の回文≫

中国語の回文は「倒順句」といい、次のようなものがあります。

 

・上海自来水来自分海上(上海市の水道水は上海から来る)

・我愛媽媽,媽媽愛我(私はお母さんが好き、お母さんも私が好き)

 

また、中国で最も有名な回文は「璇璣図(せんきず)」という29行29列に並んだ841字の漢字から出来た詩で、西暦381年に蘇恵(そけい)という女性が遠く離れている夫を恋しく思う気持ちを詩にし、それを織物にして夫に送ったものです。

この詩は上下左右どこから読んでも詩となる中国文学の最高傑作といわれている回文詩です。

 

≪インドネシア語の回文≫

インドネシア語で回文は、英語の「palindrome(パリンドローム)」をそのまま使っています。

インドネシア語の回文には次のようなものがあります。

 

・Kasur ini rusaku.(このマットレスは壊れている)

・Ibu Ratna antar ubi.(ラトナさんはさつまいもを届ける)

 

インドネシア語には回文になる単語が少ないので、人の名前がよく使われるそうです。

 

その他にも、フランス語やオランダ語、ドイツ語などの回文もあります。

 

 

▪まとめ

回文は古代ローマ発祥で、日本だけでなく海外でも昔からポピュラーな言葉遊びです。

「とまと」や「しんぶんし」など普段使っている言葉から回文を見つけたり、自分で回文を作ったりすることは頭の体操にもなるので、回文の日には家族みんなで回文に触れてみてはいかがでしょうか。

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