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クロスワードの日とはいつ?意味や由来、世界初のクロスワードとは

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▪はじめに

クロスワードとは、言葉を使ったパズルゲームです。

クロスワードは海外生まれのゲームですが、日本でも人気が高く、新聞や雑誌などに掲載されていたり専門の雑誌があったりするので、目にしたことや実際にやったことのある人も多いと思います。

今回は、世界中で人気の高いクロスワードに関する記念日や雑学などについて紹介していきましょう。

 

クロスワードの日とは

クロスワードの日は、毎年12月21日にあります。

この記念日はアメリカの記念日で、1913年(大正2年)のこの日に世界で初めてクロスワードが新聞に掲載されたことに因んで制定されました。

 

因みに9月6日も「クロスワードの日」と制定されていますが、こちらの記念日は1992年(平成4年)に日本のクロスワード作家・滝沢てるお氏が提案し、「月刊クロスワードハウス」などの雑誌を発行していた廣済堂出版によって制定されたもので、日付は「ク(9)ロ(6)スワード」という語呂合わせが由来となっています。

 

▪意味

クロスワードの日には、1913年(大正2年)の12月21日に、クロスワードが世界で初めてアメリカの新聞に掲載されたことを記念するという意味があります。

 

▪由来

クロスワードの日は、1913年(大正2年)12月21日に、クロスワードが世界で初めて「ニューヨーク・ワールド」という新聞に掲載されたことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

クロスワードの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

クロスワードの雑学

<世界初のクロスワードとは?>

世界中で遊ばれている言葉を使ったパズルゲームであるクロスワードは、いつごろ誕生したのでしょうか。

 

クロスワードのような言葉を使ったパズルは1800年代にはすでに誕生していたとされ、クロスワードの前身となる簡単な言葉遊びゲームが19世紀中期には発行された子供向け雑誌に簡単な掲載されていたとされています。

 

その言葉遊びが現在のような形のクロスワードパズルとして世界で初めて新聞に掲載されたのが、1913年(大正2年)12月21日発刊のニューヨーク・ワールド紙でした。

 

クロスワードを作ったのは、ニューヨーク・ワールド紙の新聞記者アーサー・ウィン氏です。

ウィン氏はイギリスの新聞記者の家庭に生まれ、子供の頃から言葉遊びやバイオリンに親しんでいました。

ウィン氏は新聞記者になる夢を持っていましたが、新聞記者である父親に反対されていたため、19歳のときにアメリカに渡り、ピッツバーグ・プレスの記者になります。

その後、ニュージャージー州シダーグローブに移り、ニューヨーク・ワールドの記者になりました。

ニューヨーク・ワールド紙に移籍後、ウィン氏は編集者に日曜日版の娯楽部門に掲載するための新しいゲームを作るよう依頼されます。

ウィン氏は子供の頃に遊んだ魔法陣型の単語パズル「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS」にヒントを得て、ダイヤ型の英単語パズル「word-cross puzzle(ワードクロスパズル)」を作りました。

このパズルは1913年(大正2年)12月21日発刊のニューヨーク・ワールド紙に掲載され、その後徐々に人気が上がっていきます。

ウィン氏は、「word-cross puzzle(ワードクロスパズル)」を「crossword(クロスワード)と改名し、ダイヤ型だった パズルを現在のような正方形の黒いマス目式に改良するなど1921年(大正10年)までクロスワードパズル作成の担当をしました。

 

ニューヨーク・ワールド紙で人気が上がったクロスワードは、ボストン・グローブ紙などの他の新聞にも掲載されるようになり、1930年(昭和5年)には辞書に「クロスワード」という言葉が掲載されるほど大ブームとなりました。

 

<世界最大のクロスワードとは?>

海外で誕生したクロスワードは、1925年(大正14年)に日本の雑誌に登場して以降、人気のパズルゲームとなりました。

クロスワードの専門誌なども出版されるほどになった日本では、2016年に世界最大のクロスワードが作られたのです。

その名も「メガクロス」!

「メガクロス」は縦129マス×横1899マスで全長13mにもなる巨大なもので、使われる単語は6万6666語にも及び、ギネス世界記録にも認定されています。

 

この「メガクロス」を作成したのはパズル雑誌「パズル通信ニコリ」を発行し、新聞や雑誌などにもクイズを提供している株式会社ニコリで、「パズル通信ニコリ」の創刊35周年事業として行われたプロジェクトでした。

このクロスワード作成に携わったのは延べ15人で、じつに3年もの時間を費やしたそうです。

大きさは紙の都合で決まり、幅は90センチが最大限で、長さは1枚の紙を継ぎはぎなしで使える最長の限度のものを使いました。

そして、クロスワード全体を複数の四角いピースに区切り、それぞれ担当を降り分けて同時進行で作成していったそうです。

クロスワードに使う単語を出すことや同じ言葉が沢山重複しないように照らし合わせることが大変だったそうで、本来なら禁止ルールとなっている同音意義の言葉も「メガクロス」には採用したのだとか。

通常業務と並行して作成していたので、単語を洗い出しマスを埋めるのに1年、ヒントを考えるのに1年、全てを解くのに1年と完成するのに3年もかかった大作となりました。

 

「メガクロス」は書籍版と巻物版の2種類が販売され、現在も書籍版はニコリ通販ショップで購入することができます。

「メガクロス」は現在もまだ誰も解き切れていないとされているので、クロスワード好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

▪まとめ

クロスワードは100年以上愛され続けている言葉のパズルゲームです。

日本人は昔から言葉遊びが好きな人が多いので、今でも人気が高いのは納得かもしれませんね。

最近では新聞や雑誌だけでなくアプリでもクロスワードができるので、みなさんも暇な時間にはクロスワードで頭の体操をしてみてはいかがでしょうか。

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