日本では春夏秋冬という四季を楽しむことができますが、お正月を過ぎたらもうあっという間に2月、3月、4月と月日が経ってしまいます。
あっという間に春になってしまいますよね。
そこで今回は季節の中で一番最初に訪れる春の「立春」の日についてご紹介していきます。
目 次
2023年の立春はいつ?
気になる今年の立春は2月4日(土曜日)です。
立春は年によって日が変わることがあります。
だいたい2月3日~2月4日になるようです。
立春の意味や由来は?
立春の意味は読んで字のごとく「春が立つ日」です。
2月もまだまだ寒いですが、12月や1月など寒かった時期がようやくすぎて立春を迎えることで、ようやく「これから少しずつ温かくなって春らしくなっていきます」という意味です。
さらに立春の前日の節分が「季節の分かれ目」という意味を持っているのでその翌日の日に春の訪れとして立春があるとされています。
立春の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は?
季節によって食材が一番輝く旬の時期がありますが、立春にもぜひ食べてほしい旬の食べ物がたくさんありますのでご紹介していきます。
まず、機会があればぜひ食べてほしい(飲んでほしい)のが「立春朝搾り」です。
立春朝搾りとはお酒なのですが立春の前日、節分の日の夜から一晩中、もろみを搾り続けて立春の日の早朝に出来たお酒です。
火も入れていないものなので原酒にあたります。
春を迎え入れるめでたいお祝い酒として代表されており、これを飲むことによって立春を堪能することができると言っても過言ではありません。
さらにこの立春朝搾り同様にお菓子もあり、立春の朝に作ってその日に食べる上等な生菓子を「立春生菓子」と言います。
お酒が飲めない方たちにはこちらの方もお勧めです。
次にお勧めなのが「豆腐」です。
古くから白い豆腐には、邪気を追い祓う霊力があると言われています。
立春の日に食べる豆腐は、邪気を払い、幸福を呼び込んでくれるという意味があります。
野菜でいうと立春のころに旬な野菜は「小松菜」「ふきのとう」「さやえんどう」などです。
これらの野菜は寒さに強く冬の寒い厳しい環境を耐え抜いてきたので野菜がより栄養を凝縮しているということもあり栄養価が高いものが多いと言われています。
さらに瑞々しいとともに鮮やかな緑色しているものが多いので食卓の場も彩り、視覚的にも食欲が増しそうな料理を作ることができます。
2月にあるお勧め行事・イベント
一年中様々な行事やイベントがありますが立春がある2月にも魅力的な行事やイベントがありますのでご紹介していきます。
2月3日 節分・節分祭り
立春の前日にある2月を代表すると言っても過言ではない年中行事ですね。
節分の日に恵方巻を食べると縁起がいいと言われていますが今年の恵方巻の方角は「北北西やや北」です。
他にも豆まきをして邪気を払い福を家に呼ぶのも子どものころから知っている行事ですよね。
ちなみに節分の日に東京都大田区池上や穴守稲荷神社などで節分祭りをしていますのでそちらのほうに参加するのも楽しいですよ。
2月6日~2月12日 さっぽろ雪まつり
直接見に行ったことがある人少ないかもしれないですがテレビなどでよく毎年のようにニュースなどで放送されているので名前は知っている人も多いのではないでしょうか?
札幌の都心を東西に横切る大通公園において展開されている芸術品は息を吞むほどの美しいものばかりです。
さらにイルミネーションも展開されているのでデートスポットとしても抜群のイベントですね。
恩原高原氷紋まつり
立春の日に岡山で最大級のスキー場として知られる恩原高原スキー場で「恩原高原氷紋まつり」が開催されます。
さっぽろ雪まつり同様に雪の芸術品があるとともに雪合戦をしたり、雪中宝探しなど豊富なバリエーションの雪遊びを堪能することができるお祭りです。
さらにグルメテントなども多数展開されているのでご当地グルメなどを堪能することができるのも一つの魅力です。
そしてなんといってもこのお祭りの醍醐味と言える粉雪が舞う中でのレーザーナイトショーや5000発を超える打ち上げ花火が感動的で立春の日を十分に盛り上げてくれて満足のいく日にしてくれます。
2月 高知県・足摺椿まつり
1月から2月には高知県の足摺岬で椿が芽吹き始めるとヤブツバキなど約15万本ほどの椿がある場所でイベントなどのお祭りが開かれます。
椿のトンネルなどもあり春の訪れを感じることができるので少し落ち着いた雰囲気を堪能したい方に特におすすめです。
このようにいろいろな行事やイベントが立春の頃にありますが春の訪れを迎え入れるとともに立春の日に物事を始めると縁起がいいと言われていますのでぜひ皆さんも立春の日に何かやることを決めて立春の日を迎えてみてください。
他の二十四節気についてはこちらになります。
二十四節気とは2021年のいつ?意味や使い方と節気一覧。