今回ご紹介するのは、1年を24等分に分けた24節気の最後となる大寒で、「大寒」と書いて「だいかん」と読みます。
大寒の頃になると、さらに寒さが増している時期で体調を崩しやすく、インフルエンザも流行る時期であります。
外に出られる際は体調管理を気を付けていただきたい大寒ですが、日本中ではさまざまな行事やイベントなどが開かれていますのでご紹介していきます。
目 次
2023年の大寒はいつ?
2023年の大寒は1月20日(金)となります。
この頃になると寒波がきつくなり、寒さ対策を十分に行って外に出ないと体調を崩しやすいです。
さらに地域によっては雪が積もるところもあるので事故などには注意をしましょう。
大寒の意味や由来は?
大寒は「一年の中で最も寒い時期」という意味合いで、その言葉通り、とてつもなく寒いです。
東北などでは12月ごろから最低気温が氷点下に到達したりしますが、大寒の頃になると全国的に最低気温が氷点下になるところが多いです。
地球温暖化の影響で、寒さの中でも徐々に温かさが出てきていると言われていますが、それでもまだまだ寒いですので油断は禁物です。
大寒の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は?
大寒の頃にぜひ食べていただきたいのはまず、新鮮な卵です。
というのも、知らない方も多いと思いますが「大寒の日に産まれた卵」を食べると健康になりやすいと言われています。
これは、一年で最も寒い大寒では、鶏たちも寒さのため栄養を蓄えようと普段より多く餌を食べます。
その栄養を蓄えた鶏が産んだ卵は、蓄えた栄養が卵の中にもたくさん入っているので、健康にいいと言われています。
そのため、大寒の日に産まれた卵は健康、体に良いと言われているのです。
他にも卵だけでなく、金柑や小松菜などもこの時期に旬の食材とされていますので、寒さを乗り切るためにぜひ皆さんもたくさんご飯を食べてください。
1月にあるお勧めの行事・イベント
大寒の頃では、外も寒いので一度こたつに入るとなかなか外に出にくいですが、日本中で楽しいイベントや行事が行われていますのでご紹介していきます。
1月 長崎ランタンフェスティバル
長崎県長崎市では長崎を代表する冬のイベントとされるランタン祭りが行われます。
長崎の市内中心部には様々な大きさのランタンが飾られ、街全体をランタンの色で染まって色鮮やかになります。
さらに、中国雑技や皇帝パレードなども行われたり、街がさらに活気づいているので長崎の特産品を食べられたりと、ランタンを観る以外にも楽しめます。
1月から2月 雪のふるさと
青森県黒石市では大寒の頃になると津軽伝承工芸館を会場として、名前の通り雪を中心とした様々イベントが開催されます。
中でも雪の滑り台は子どもたちに人気でお子様連れにはすごく喜ばれます。
さらに夜になると花火なども打ち上げられ、屋台も出展されたりするので大人まで楽しめると言うのも特徴です。
さらに、青森の特産品なども満喫できるので行ったことない人には特におすすめです。
1月 十勝川白鳥まつり「彩凛華」
北海道河東郡音更町にある十勝川温泉では「さいりんか」と呼ばれるお祭りが行われます。
これは、十勝川温泉に毎年飛んでくる白鳥達をモチーフにしたお祭りです。
十勝が丘公園をはじめ、辺り一帯の雪原には電球とLEDで幻想的なイルミネーションで彩られているのも特徴です。
さらに会場では手湯や凍るシャボン玉、光の動物園や光のトンネルといった普段なかなか体験することがないこともできるので、こちらも大人から子供まで十分楽しめるイベントとなっています。
「二十四節気とは?意味や使い方、二十四節気一覧」
二十四節気とは2022年のいつ?意味や使い方と節気一覧。
このように日本中では寒い中でもふる雪をモチーフにしたお祭りなども行われています。
大寒でまだまだ寒いですが、ぜひ体調が優れるようでしたら楽しいイベントばかりですので、参加してみて大寒を楽しんでいただけたらと思います。