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重陽節2020年はいつ?風習や過ごし方、食べ物は。陽の重なる日!

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重陽節(ちょうようせつ)といえばあまり馴染みのない方も多いと思いますが、中国や台湾などといった中華圏の祝日の一つで、五節句の内の一つにも数えられます。

 

そんな重陽節ですが、中国や台湾では古くからの風習が存在し、重陽節の日の過ごし方がある特別な日とされていることが多いです。

日本では重陽の節句として取り扱われています

 

最近では、飛行機でも簡単に中国や台湾に行けるようになったので、中華圏独自の風習、文化を味わうことができる重陽節についてご紹介したいと思います。

 

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重陽節とは2020年はいつ

重陽節とは旧暦の9月9日とされていますが、この日は陰陽思想によると陽と陽が重なる日とされています。

陰陽思想とは森羅万象や宇宙の在り方を陰と陽で表すといった中国でよく見る円の中に黒と白の勾玉のような絵を描かれたのが陰陽思想の図です。

この陰陽思想は中国では大きく重要視していることが多く、奇数の数字を陽、偶数の数字を陰と捉えられています。

 

この数字も大きくなれば大きくなるほど陰や陽の気が強くなるとされているのですが、重陽節は陽の気の最大値「9」が重なる日とされ、陽の気質が強すぎることから「凶日」と考える人がいます。

この凶日、負の気を払うために重陽節が開かれたとされていますが、最近では凶日ではなく、吉祥と考える傾向が出始めて、お祝いする日でもあるとされています。

 

そのようないろいろな謂れがある重陽節ですが、旧暦の9月9日になっているものの新暦になおすと2020年の重陽節の日は10月25となっています。

ちなみに重陽節ですが、実は菊の花が咲くころや重陽節ができた物語の菊をなぞって菊の節句ともされています。

 

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重陽節とは (中国・台湾・香港など)

重陽節とは先ほどもご紹介しましたが陽と陽が重なる、陽の気が強すぎる凶日とされていました。

 

これは中国古来から伝わる「桓景の物語」が起原とされていることが多くこの物語の伝承から重陽節の風習、過ごし方が今もなお残っているとされています。

そのような「桓景の物語」ですが、簡単にですがご紹介したいと思います。

 

中国の東漢の時代の頃に、一人の神通力を持つと言われた男、「費長房」が居たとされています。

この費長房は神通力を操って、風を呼んだり雨を降らせ、神と通じ、人ではできないようなことを神通力を持って成す人とされていました。

その話を聞いた青年「桓景」は神通力を使うとされる「費長房」を山を登り川を下り、費長房を探し出し、弟子入り志願をしたとされています。

費長房も、青年「桓景」の事を気に入り、弟子入りを許して技を史伝したとされています。

そんなある日、費長房が桓景の気を察知して桓景に「次の9月9日には桓景、おまえの一家に災い事、災難が降り掛かる」と言い、この災難に対して準備をするように伝えました。

 

しかし、急にそのような事を言われても桓景はどうすることもできず、災いが起きるであろうと告げた費長房に対して、具体的な災いの回避方法を問いました。

 

そうすると費長房は日ごろの行いがよかったのか桓景に対して9月9日に起こる災いの回避方法として「茱萸を入れた、赤い布で作られた袋を身につけなさい。

そして家族全員で山など高い所に登って、菊の花を浸した菊花酒を飲みなさい。

さすれば災いは回避されるだろう」と告げたされています。

 

この費長房の教えを桓景は忠実に守り、家族全員で9月9日は高い山に登って菊花酒を飲み、何事もなく家に帰ると、飼っていた家畜が皆全滅していたとされています。

 

このことから9月9日は凶日を回避するべき日とされ、菊の花も咲くころから菊の節句とされ、菊花酒を飲む風習が未だにあるとされています。

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特に中国や香港は古来の伝承を重んじる地域が多いので、この物語を語り継いでいる所が多いです。

 

重陽節の風習

先ほど「桓景の物語」をご紹介したように、桓景の物語と同じように中国や香港では旧暦の9月9日、重陽節の日には山に登る人が多くいます。

これは陰陽思想も含められていますが、桓景の物語のように凶日を避けるため登る人も多くいるとされています。

 

さらに、台湾ではこの重陽節の日は重陽節の日+敬老の日ともされており、敬老の日と桓景の物語を掛けて、長寿の祝いとして菊花酒を飲むところも多くあるとされています。

 

このことからもわかるように、重陽節の日は難除け、厄除けの日と長寿を祝う人もされており、各地域に合わせた風習を今もなお行われています。

 

重陽節の過ごし方

重陽節の過ごし方としては、春節や中秋節のように、家族や親せき、親しい友人などで集まって山登りや高い丘にピクニックに出向く過ごし方をする人が多いです。

 

さらに重陽節を過ぎる頃には気温も徐々に下がってくるため、風邪を引く場合と体調を崩す人も増え始めるので、この重陽節を目安に冬に向けて支度をする人が多くいます。

 

先ほど台湾の重陽節でもご紹介したように、最近では敬老の日とされることが多く、長寿の人を家族や親戚で祝う場合や、敬老の日ということで親孝行をする人が増えたとされています。

 

このことからもわかるように、昔は9月9日は陽と陽が重なるため、陽の気が強すぎて凶日と考えられることが多かったですが、最近では敬老の日のように長寿を祝う日ともなっており、吉祥の考えに転じる傾向が強くなっています。

 

この他にも、様々な過ごし方が存在し、菊の節句でもあるので、菊を見て楽しんだりするイベントも各地域では存在します。

山や丘に行ってピクニックするのもいいですが、花などに興味がある方はこちらの菊を楽しんだりする楽しみ、過ごし方もあるとされています。

 

重陽節の食べ物

重陽節の日に食べたら良いとされている食べ物はたくさんあります。

中でも、先ほどご紹介した菊花酒を飲む人もいますし、お酒が飲めない方は菊花酒ではなくて、菊花茶を飲む人が多いです。

 

菊以外にも食べ物としては「重陽ガオ」が有名です。

重陽ガオとは旧正月の春節にも食べられることもあるのですが、米粉や小麦粉を主材料として作られた餅菓子です。

重陽ガオは繁栄や向上といった意味合いを持ち、重陽ガオを自分で作ってみんなに配る人もいるほどです。

 

中でもこの重陽ガオの意味合いから嫁に嫁いでまだ子がいない家庭には、重陽ガオにナツメやクリと共に5色の旗を飾って、早く子供が生まれるよう、子孫繁栄の意味も合わせているところもあります。

 

この他にも台湾では「馬来糕(マーラーカオ)」と呼ばれる蒸し菓子を食べるところがあり、子供たちや甘いもの好きな人に向けて食べやすいものが作られています。

 

このような重陽ガオやマーラーカオだけでなく、敬老の日でもあるため、年配の方が食べてさらに長寿になってもらえるような、健康にいい食べ物を家族や親戚で集まって食べる傾向が重陽節では強くあります。

 

まとめ

重陽節は長寿の祝い!

重陽節についてご紹介しましたが、昔は凶日とされていましたが、最近では敬老の日も加わって、家族団らんで吉日にしようという考えが強く広まっていることが分かると思います。

 

中国や香港では昔の物語、伝承を重んじる所が多くありますが、良い所の部分だけをぜひ今後も伝えてもらい、敬老の日のような長寿を祝う吉日の日となるようにしていただけたいです。

 

最近ではこの重陽節の日が近づくと中華圏では重陽ガオをはじめ、様々な健康にいい、長寿に会う食べ物や食材が売られています。

ぜひ皆さんも重陽節の日、または近い日に中華圏に訪れることがあれば、この重陽節の日を楽しんでいただけたらと思います。

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