にんにくと言えば元気が出る食材としても知られていますが、実は元気が出るだけではないのはご存知ですか?
美容効果や老化防止効果も期待できると言われているほどで、実はにんにくを食べることによって元気な体作りができるとも考えられています。
にんにくの栄養がたくさん詰まったサプリメントも登場しているほどなのでにんにくの栄養に目をつけている人は多くいます。
そこで実際に多くの方に馴染みのある食材「にんにく」にはどのような効果効能が期待できるのか、おすすめの食べ方と共にご紹介したいと思います。
目 次
にんにくを食べて期待できる男性の効果は?
まず男性にとっておすすめの期待できる効果効能では、「疲労回復」や「がん予防」が期待できるとされています。
疲労回復に役立つのは栄養の中でもビタミンB1とかなのですが、このビタミンB1が豊富に入っているのはうなぎや玄米・豚肉などに豊富なのですが、実はこのうなぎや玄米などのビタミンB1は水溶性でもあるので、体内に取り入れても吸収率があまり良くないとされています。
しかし、にんにくは実は豊富に含まれているにんにくの栄養・アリシンとビタミンB1が結合しやすく、油とともに吸収されるので体内にかなり入りやすいと言われています。
そのため、普通の食材よりも疲労回復が期待できやすい食材と考えられています。
さらに、がん予防にも効果的と触れましたが、こちらは男性だけでなくもちろん女性にも効果が期待できやすいと言われています。
これはアメリカ政府もにんにくはがん予防に効果的と挙げているほどなのですが、にんにくを食べることによって生成されるジアリルトリスルフィド(DATS)と呼ばれる成分の働きにより、抗酸化作用が高まるとされており、にんにくを多く食べている国ではがん患者が少ないと言われています。
このようなことからにんにくは元に効果的と考えられているので、がん予防にいいと言われています。
にんにくを食べて期待できる女性の効果は?
次は女性が嬉しいにんにくの効果効能についてご紹介したいと思います。
にんにくを食べて女性が嬉しくなる点は、美容効果やアンチエイジング効果が挙げられます。
こちら2つは後述でもご紹介しますが、この他にも実はにんにくは冷え性改善につながりやすいとも考えられています。
その女性の体質などにも大きく関係しますが、冷え性で悩む女性は多いと思います。
しかし、にんにくを食べることによって実は冷え性改善ができやすく、にんにくは交感神経を刺激する効果があると言われています。
この交感神経を刺激することによって血管が拡張されていくので血行の巡りが良くなりやすく、冷え性に効果が出やすいと言われています。
そのため、特に冬場などは手先や足先が冷えてしまいがちですが、にんにくを食べて血管を拡張させて上げることによって冷え性の症状を和らげることができやすいと言われているのでおすすめです。
にんにくの効果・効能で肌が綺麗になるの?
次は先程もご紹介したにんにくの美容効果についてご紹介したいと思います。
この美容効果についても効果的と言われているのですが、これは先程ご紹介した血液の巡りが関係しています。
というのも、普段美容効果などを求める際には顔の表皮や筋肉を刺激して美容液などを浸透させると思います。
これはもちろん美容効果が出やすいと言われている方法なのですが、継続するのも大変だと思います。
しかし、このにんにくを食べると先程ご紹介したように血行が良くなるので肌にもうるおいが現れ、血色が良くなります。
そのため、血行が良くなると細胞も蘇り始めるので、美容液などもより浸透しやすく、肌のハリ具合も良くなると言われています。
このようなことからも美容効果に期待できやすいと考えられています。
にんにくには老化防止の効果があるの?
美容効果は女性にとっても嬉しい点だと思いますが、男性にも効果的な老化防止効果もあると考えられています。
もちろんこちらはアンチエイジング効果なのですが、日々人間の体は活性酸素によって細胞はダメージを受けています。
このダメージを少なくするために体内では抗酸化作用が機能しているのですが、にんにくはこの抗酸化作用を促してくれます。
この活性酸素から受けるダメージを少なくし、ストレスを少なくしてくれるので、アンチエイジング効果が高いと期待されています。
にんにくの効果は血圧にもよいの?
次にご紹介するのは血圧についてです。
こちらも男性女性ともに嬉しい点だと思いますが、にんにくには血圧を下げてくれる効果が期待できるとされています。
これはどういうことかと言うと、にんにくには硫黄化合物が豊富に含まれています。
この硫黄化合物は血行促進を促してくれるので、体内の血液循環がかなり良くなると言われています。
そのため、血中コレステロールを下げてくれるだけでなく、血液循環が血圧を下げ、美容効果にも期待できるので、にんにくは体にいいと言われています。
にんにくは風邪に効果的?
にんにくはさらに風邪に効果的とも言われています。
これは風邪に限った話ではないのですが、にんにくは免疫力を向上させてくれます。
にんにくにはスルフィド類が豊富に含まれているのですが、スルフィド類はウイルスを食べてくれます。
さらに、風邪などのウイルスに対する免疫力もつくので、二重の意味でもにんにくは風邪や病気に強いと言われています。
風邪をひいた!にんにくのおすすめ食べ方は?
次はにんにくのおすすめの食べ方についてご紹介します。
風邪のときは体力も低下しているので、食欲があまりない状態の時もあると思います。
このような風邪を引いてしまった時におすすめのにんにくの食べ方は卵雑炊やスープです。
卵雑炊はにんにくを小さく切り刻み、卵雑炊に混ぜてあげるだけでかなり食べやすいです。
さらに、スープはできれば薄切りにしてスライス状にし、じゃがいもなどと一緒に食べるとビタミンも豊富に入っているので栄養が体にいきわたりやすいです。
にんにくの効果があらわれる時間は?
にんにくの効果効能についてご紹介しましたが、次はにんにくの効果が現れる時間についてご紹介したいと思います。
にんにくの効果が現れる時間帯は実は男性女性によって異なり、男性は12時間程度・女性はその半分の6時間程度で現れると言われています。
このようなことからもわかるように、にんにくを体にいい状態で摂取するためには半日より前に食べるのがおすすめです。
寝る前や晩御飯の際に食べると次の日の朝からにんにくの栄養効果が期待できやすいので晩御飯や寝る前などに食べるようにしましょう。
毎日にんにくを食べるのはいい?
にんにくは実は毎日食べるのが好ましいです。
というのも、こちらは他の食材でも同様だと思いますが、にんにくは刺激が強いので、食べ過ぎると逆に体調に響きやすいです。
そのため、適量を摂取して毎日継続して食べるのがおすすめと言えます。
にんにくの適量は?
先程もにんにくは毎日食べるのが好ましいとご紹介しましたが、適量がどのくらいかわかりづらいですよね。
にんにくを毎日食べる場合は加熱したものだと2,3欠片程度で大丈夫です。
そのため、このぐらいの量だと料理にも毎日使いやすいですよね。
小さく切り刻み、料理に加えていくだけで高い栄養効果が期待できやすいのでおすすめです。
生で食べる場合は更に少なく1欠片程度で大丈夫です。
にんにくを食べ過ぎるとどうなる
にんにくは栄養価が高いのですが、刺激が強いので途中でもご紹介したように食べ過ぎは禁物です。
食べすぎてしまうと胃や腸に刺激が伝わりやすく、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因にもなってしまいやすいです。
このような点からもできればにんにくは食べすぎないように注意しましょう。
にんにくの効果は加熱するとどうなる?
にんにく以外の食材でも同様のことが言えるのですが、にんにくなどの食材は加熱してしまうと栄養価などが失われてしまいやすいと言われていますよね。
これはもちろんにんにくも同様なのですが、栄養価が失われることによって効果を感じにくくなると考える方が多いです。
しかし、にんにくは加熱すると多少のビタミンは減るものの、殺菌効果が半減するぐらいです。
そのため、加熱してもにんにくの栄養価はしっかりと残ると考えても間違いないです。
このことからもわかるように、料理にも使いやすいので、毎日料理に使っていきましょう。
にんにくの効果的な食べ方は?
にんにくの栄養価についてご紹介しましたが、にんにくのおすすめの食べ方をご紹介したいと思います。
最もおすすめの食べ方はにんにく焼きやにんにく揚げなどがおすすめです。
これはどういうことかと言うと、にんにくをそのまま刻んだりせずに調理することによってにんにくに豊富に含まれているアリシンを逃さないようにすることができます。
そのため、そのまま食べるとより効果が感じられやすいので、にんにく焼きやにんにく揚げがおすすめです。
さらに、にんにくは豚肉と相性が良く、栄養価も高めやすいので、一緒に調理してあげるのがおすすめと言えます。
にんにくの効果はサプリでも期待できる?
最初にも挙げましたが、にんにくでは最近サプリメントが登場しています。
特に人気があるにんにくのサプリメントは「にんにく卵黄」などが挙げられます。
にんにくの成分を凝縮して詰め込んでいるので、興味がある方はぜひこちらのサプリメントもチェックしていただけたらと思います。
「まとめ」にんにくを食べて栄養をしっかりと取ろう!
今回はにんにくの魅力についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
にんにくは今では多くの人に馴染みのある食材ですが、栄養価が極めて高く、毎日食べるのにおすすめの食材でもあります。
1欠片や2,3欠片程度で大丈夫なので、ぜひ皆さんもにんにくを食べて健康的な体作りを行っていただけたらと思います。
※今回ご紹介したにんにくの効果効能については人によって個人差が生じますのでご了承ください。