■はじめに
夜に空を見上げるとたくさんの星が輝いて見えますね。
そんな星や惑星が多く存在する宇宙には、まだまだ私達の知らない謎や秘密がたくさんあります。
月に人類が降り立ったときから宇宙は地球人にとって、遠いけれど頑張れば少しずつ手の届く存在になりました。
今回は“宇宙のことをもっと知りたい”そんな願いを込めて飛ばされた探査機「はやぶさ」の記念日についてご紹介します。
目 次
■はやぶさの日とは
「はやぶさの日」とは毎年6月13日にあります。
2003年に打ち上げられた小惑星探査機の「はやぶさ」は約60億キロの長旅、7年という長い年月をかけてアポロ群の小惑星イトカワの微粒子を地球に持って帰ってきました。
世界で初めてとなったこの偉業を記念して、「はやぶさの日」は“銀河連邦”によって制定されました。
「銀河連邦」とは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある相模原市、脳代市、大船渡市、佐久市、肝付町、大樹町の4市2町で構成される組織のことです。
■意味
はやぶさの開発や運用に関わった人達の“あきらめない心”、そして“努力する心”を全国の人々にこれからもずっと伝えていこうという意味があります。
■由来
2003年に打ち上げられた「はやぶさ」が、2010年6月13日に地球に奇跡的な帰還を果たしたことが由来となりました。
長い月日の中で交信が途絶えたりエンジンが故障するといったトラブルもたくさんあったはやぶさ。
はやぶさ自身は大気圏に突入すると燃え尽きてしまいましたが、小惑星イトカワの試料が入ったカプセルを地球に届けることができた姿に、たくさんの人達が喜び感動しました。
その後はやぶさの一般公開が行われ、採取物の解析も始まり全国から注目が集まりました。
はやぶさが帰還して4年後の2014年12月には、種子島宇宙センターから「はやぶさ2」が打ち上げられ現在もなお旅を続けています。
■イベント
銀河連邦の一つである相模原市では毎年6月に記念イベントが行われています。
はやぶさ関係者によるトークショーや、相模原市博物館のプラネタリウムが6月13日限定で無料上映されるなど楽しいイベントがたくさん。
その年によってイベントの内容は異なるので、近くにお住まいの方は事前に調べてぜひ足を運んでみてくださいね。
■宇宙に関する雑学
宇宙を旅するはやぶさにちなんで、宇宙に関する雑学をご紹介します。
【宇宙服の値段は10億円】
宇宙飛行士が着ている、白くてゴツいあの宇宙服。
一体いくらなの?と疑問に思ったことのある人もいるのではないでしょうか。
なんと一着10億円なんです!
正確に言うと約10億5千万円で、そのうちの約9億5千万円が生命維持装置にかかるお値段になります。
宇宙服は各パーツごとにサイズがいくつかあり、着る宇宙飛行士の体型に合わせてパーツの交換がされます。
ちなみにグローブは宇宙飛行士ひとりひとりに用意され、一つが約220万円とのこと。
過酷な宇宙空間で過ごすためには莫大な費用も必要経費と言えそうですね。
【宇宙人に誘拐されたときのための保険があった】
現在は取り扱いはありませんが、過去にイギリスで「宇宙人誘拐保険」が発売されたことがありました。
これは宇宙人にさらわれたりしてしまった場合に保険が補償されるというもの。
150ドル(約1万5000円)の掛け金で100万ドル(約1億円)以上の補償金が支払われることで話題になり、2万~3万の人々が加入していたそうです。
なんと一度だけ保険金が支払われたことがあり、ロンドンの電気事業者が30分以上UFOに誘拐されたとか。
宇宙人にさらわれたことを一体どうやって証明したのでしょうか?
ちなみに同じような宇宙人誘拐保険はアメリカでも存在していたそうです。
■まとめ
2014年にははやぶさ2が打ち上げられ、2018年には小惑星「リュウグウ」に到着し、今もなお宇宙での冒険が続けられています。
いつの時代になっても人々の宇宙への憧れは消えることなく、これからも続いていくことでしょう。
少しずつ解明されていく宇宙の不思議、今後もとても楽しみですね。
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